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視力が悪化する原因は遺伝なの?

視力の低下には、先天的要因と後天的要因がありますが、その中でも遺伝による先天的な要因が大きく関係しているとされています。

先天的要因による視力低下

先天的な視力低下の原因は遺伝による影響が多く、眼球の大きさによっても視力が悪化しやすい場合があります。

生まれつき眼球が大きいと、焦点が網膜の手前で合わさるために近視の目になり、軸性近視と呼ばれます。

また、生まれつき眼球が小さいと、焦点が網膜の後ろにいく軸性遠視によっても視力が低下する可能性があります。

親子は顔や骨格が似るように眼球もよく似た造りになるため、親が強い近視であれば子供も同じような近視になることがあるとされています。

遺伝以外による視力低下の可能性

遺伝以外にも成長によって眼球が大きくなりピントが合いにくくなる軸性近視になる場合や、老化によって発生する老眼など、後天的な要因も視力低下に関係しています。

しかし、視力低下が急激に進んでいる現代では、遺伝以外の要因が影響している可能性が高いとも言われています。

環境による後天的要因も

近年、スマートフォンやパソコンの普及により、若年層でも多くの時間を画面に向かって過ごすことが増え、眼精疲労やドライアイ、運動不足や食生活の乱れなど、後天的な要因が増加しています。

ブルーライトは目の網膜にダメージを与え、視力低下の原因になる可能性があります。

視力低下の原因には遺伝によるもの、環境による後天的なものもありますが、正しい知識と適切な生活習慣を維持することで視力低下を予防することができます。

視力が気になる場合は、眼科での定期的なチェックをおすすめします。