子どもの近視が進行する場合もある
「近視」と聞くと、子どものイメージが強いかもしれませんが、実は大人でも進行する場合があります。
これまでは、成長とともに進行していたとされていましたが、最近では大人になっても進行し続ける場合があるようです。
つまり、子どもの近視が進行する場合もあるということです。
進行が止まらず悪化することによって、強度近視になるリスクもあることは忘れてはいけません。
強度近視によるリスクとは?
強度近視になると、眼底や網膜の病気につながるリスクが高まります。
これは、目の焦点が近くに集まりすぎ、眼球が前後に伸びてしまうことが原因です。
過去には、強度近視が視覚障害者手帳交付の原因疾患の第5位にランクインすることもありました。
そして、強度近視が原因で失明することもあります。
子どもの場合、進行が早ければ早いほど、成人になっても強度近視になる可能性が高まるとされています。
日常生活に支障をきたす前に対策を!
「メガネやコンタクトレンズを使用すれば大丈夫」と考える人もいるかもしれませんが、それだけでは十分ではありません。
定期的な眼科受診や、適切な眼のケアを心がけることが大切です。
子どもの場合は早期に発見し、進行を抑えることが強度近視を防ぐために重要です。
また日常生活の中でもスマートフォンやパソコンを使う時間を減らす、遠くの景色を見る時間を増やすなどの対策を行いましょう。
眼の健康を守ることは、生活の質を高めるためにも欠かせません。